良い不動産屋の見分け方とは？失敗しないための選び方を紹介 | 神奈川の新築・中古一戸建て、不動産情報ならME不動産神奈川

1-1.不動産会社の主な種類

まずは、主な不動産会社をご紹介します。

■仲介会社（仲介業者）
最も一般的なのが仲介会社です。売主と買主の間に入り、取引が成立するよう調整する役割を持っています。物件探しの相談や内覧の調整、契約まで一貫してサポートします。

■物件の所有会社・販売元（売主・工務店・ハウスメーカーなど）
物件そのものを所有し、売主として販売する会社、または建物の設計・建築を行う会社です。新築分譲会社、中古を買い取りリノベーションして再販する買取再販業者に加え、ハウスメーカーやデベロッパー、工務店、建売住宅の販売会社などが該当します。売主から直接購入する場合、仲介手数料が不要になるケースがあります。

また、ポータルサイト運営会社は仲介や売買を直接行う「不動産会社」ではありませんが、物件探しの情報源として不可欠な存在です。
SUUMO、ホームズなどのポータルサイトを運営する企業は、物件情報の検索・比較に特化しており、利便性が高いのが特徴です。一方、問い合わせ先は物件を掲載している仲介会社や売主（販売会社）となります。物件そのものの販売や仲介を行っているわけではないという点は理解しておきましょう。

1-2.不動産購入の一般的な流れ

不動産購入は、一般的に以下のステップで進行します。

① 検討（情報収集）
まずは、ご自身のエリア・予算・条件を整理し、物件情報を収集する段階です。ポータルサイトや仲介会社への問い合わせが、情報収集のスタートラインとなります。

② 相談・ヒアリング
仲介会社に希望を伝え、条件に合った物件を提案してもらいます。担当者自ら要望整理や無理のない資金計画のアドバイスも丁寧に行ってくれる場合もあります。質問事項などがあればまとめておくのがオススメです。

③ 内覧・比較検討 実際に物件を見て、周辺環境や設備の状態、価格の妥当性などを自分の目で確認します。複数物件を見比べることで、相場感や自身の優先順位も見えてきます。

④ 申し込み・契約
購入したい物件が決まれば、購入申込書の提出から売買契約へと進みます。重要事項説明、住宅ローン審査、引き渡しなど、専門的なステップが続くため、仲介会社のサポート力が最も問われる部分です。

2-1.専門知識と法規制への精通

信頼できる担当者は、不動産取引の知識だけでなく関連する法律や税制にも精通しています。「住宅ローン控除の適用条件」、「将来的な不動産売却益に対する税金」などについても丁寧に説明してくれます。未来の資産価値を守るコンサルタントとして、親身になって考えてくれるかを見極めましょう。

2-2.メリット・デメリットを丁寧に説明する誠実さ

素晴らしい物件にも、何らかのデメリットが存在する可能性があります。例えば「日当たりは良いが、前の道路は朝の交通量が多い」や「今後、数年で修繕積立金の値上げが予定されている」など。お客様にとって不利になり得る情報も提供し「そのデメリットをどう解決できるか」まで含めて提案してくれる会社を選びましょう。

2-3.豊富な選択肢を提供できる

良い不動産会社は、独自の仕入れルートや地域ネットワークを活用し「未公開・非公開物件」を含めた豊富な選択肢を提供してくれます。
特に、インターネットで多くの物件を比較検討したい方にとって、情報量の多さは、理想の住まいに巡り合える確率そのものに直結します。取り扱う物件数が多い会社は、それだけお客様の希望を叶える可能性が高いと言えます。

2-4.レスポンスの速さとフットワークの軽さ

信頼できる不動産会社は、問い合わせへの返信が早く、内覧や資料準備といった手配も滞りません。不動産はスピードが勝負になる場面が多く、対応が遅いだけで良い物件を逃してしまうこともあります。迅速に動ける会社は、顧客の時間を大切にしながら取引全体をスムーズに進めてくれるため、結果的に安心して任せられる存在となります。

2-5.特定エリアへの深い「地域密着度」

お客様が探しているエリアに特化した地元の不動産会社は、その地域のディープな情報（通学路の安全性や防犯情報、住民層の傾向、隠れた美味しいお店など）を持っています。「大手にはない、一歩踏み込んだ生活情報」を提供してくれる地域密着度の高い会社との連携も選択肢の一つです。

3-1.大手ポータルサイトのメリット・デメリット

ポータルサイトは、相場感を掴むための入り口としては優秀です。メリット・デメリットをそれぞれ確認しておきましょう。

3-2.不動産会社のWEBサイトで探すことのメリット

相場感を掴んだら、次のステップとして特定の地域・物件を専門とする不動産会社のWEBサイトをチェックするのがオススメです。
以下に、不動産会社のWEBサイトをチェックするメリットを記載しています。

■情報鮮度が高い
ポータルサイトへの掲載には時間がかかるため、不動産会社のWEBサイトの方がリアルタイムに近い情報を掲載していることが多いです。

■「非公開・未公開物件」の多さ
売主の都合で広く公開できない物件や、自社のみが扱える限定物件を会員限定として公開しているケースが多いです。

特に購入意欲の高いユーザーにとって、この非公開情報へのアクセスこそが、競合する他の購入希望者より一歩リードするための鍵となります。

3-3.ME不動産神奈川の強み

ME不動産神奈川のWEBサイトは、上記の「自社WEBサイトの優位性」を活かし、幅広い選択肢から理想の一軒を見つけてもらえるよう設計されています。

■公開物件数が多い＝理想の物件に「巡り合える確率」が上がる
取り扱う公開物件数は1万件以上にのぼります。（2025年11月現在）
これは、ポータルサイト経由では見つけられない、豊富な選択肢がお客様の手の届くところにあることを意味します。妥協せずに「お客様の希望に完璧にマッチする物件」を見つけられる可能性が飛躍的に向上します。

■地域密着ならではの「掘り出し物」情報
ME不動産神奈川は、神奈川を中心とした各地域に根ざした活動を展開しています。この地域密着のネットワークがあるからこそ、他の大手にはない「掘り出し物」物件をいち早くキャッチし、サイトに反映しています。

■情報と人を結びつける担当者によるスムーズな取引
情報量だけでなく、その情報を活かす「人」の力も重要です。ME不動産神奈川では、地域の特性や不動産法規に精通し、お客様にとって最適な資金計画や交渉戦略をご提案できる担当者が、最後までお取引をサポートいたします。

4-1.不動産会社選びで気を付けるべきサイン

面談時やメールのやり取りで、以下のサインが見られたら、その会社との契約は慎重に検討してください。

・契約を過度に急かしてくる（「今日中じゃないとダメ」「今すぐ仮押さえを」など）
・物件の悪い点について質問しても、曖昧な返答で濁される
・予算や希望条件を無視し、自社が売りたい物件ばかりを一方的にすすめてくる

4-2.面談前に準備すべき「あなたの優先順位リスト」

不動産会社に流されないためにも、面談前に必ず以下の3つの優先順位を明確にして、担当者に伝えられるように準備しておくのがオススメです。明確な基準を持つことで、不動産会社はお客様にとって最適な提案をすることに集中できます。

■絶対条件
これがないと絶対に契約しないもの（例：駅徒歩圏内、陽当たりの良さ）
■希望条件
満たされれば嬉しいもの（例：収納の多さ、テラス付き）
■妥協できる条件
やむを得ず諦められるもの（例：築年数、階数）