ホームインスペクションとは? 売却前に知っておきたい住宅診断の基本 | 神奈川の新築・中古一戸建て、不動産情報ならME不動産神奈川
不動産コラム
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不動産売却を学ぶホームインスペクションとは? 売却前に知っておきたい住宅診断の基本
2025.11.28
マイホームの売却には様々な理由があると思いますが、「できるだけ高く売りたい」「トラブルが起きないか心配...」という人は多いのではないでしょうか。その際に役立つのがホームインスペクション(住宅診断)です。ホームインスペクションをすることで売却後のトラブルを防ぐ「保険」になりますし、家の価値を正しくアピールしてスムーズな売却の一助となります。
この記事では、ホームインスペクションを行う際の費用やメリット、注意点、信頼できる業者の選び方をご紹介します。安心して売却活動を行うための参考にしてみてください。
- ホームインスペクション(住宅診断)とは?
- ホームインスペクションの費用相場
- 売却前にホームインスペクションを行う4つのメリット
- ホームインスペクションで後悔しないための3つの注意点
- 失敗しない住宅診断業者選びのポイント
- まとめ
1.ホームインスペクション(住宅診断)とは?
1-1.ホームインスペクションは「住宅の健康診断」
ホームインスペクション(住宅診断)は、建築士などの専門家が客観的な立場で住宅の劣化状況や欠陥の有無を診断します。目に見える傷や汚れだけでなく、普段は確認できない屋根裏や床下なども含めて、専門家の目で隅々までチェックし、住宅の現在のコンディションを正確に把握することが目的です。
1-2.ホームインスペクションの調査項目
ホームインスペクションは、建物の主要な部分を網羅的に診断します。

1-3.なぜホームインスペクションが必要か
2018年4月に宅地建物取引業法という法律が改正され、不動産会社は売主・買主に対して、ホームインスペクションについての説明が義務付けられました。
これは国が「中古住宅の売買を、もっと安心して行えるようにしましょう」と後押ししている証拠です。また、ホームインスペクションをすることで、買主も安心して購入することができますし、お墨付きをもらえるので、より高く売却することも可能です。
2.ホームインスペクションの費用相場
戸建てとマンションでは、ホームインスペクションの費用に差が出てきます。特に、戸建ての場合は住宅によって面積の広さが変わる場合が多いため、ここで挙げた相場から変動する可能性が高くなります。

一般的に、戸建てとマンションではマンションの方が費用が安く抑えられます。また、ホームインスペクションの基本項目と、オプションがあるため、オプションを利用する場合はもう少し費用がかかることを覚えておきましょう。 ホームインスペクションの基本的な項目には、建物の傾きや雨漏りの有無などが含まれ、オプションとして機械を用いた床下や屋根裏の調査、設備の検査を行うところが多い傾向にあります。

3.売却前にホームインスペクションを行う4つのメリット
売却前にホームインスペクションを行い、家の健康状態を正確に把握することは重要です。交渉を有利に進めたり、引き渡し後の思わぬトラブルを防ぐことができます。また、ご自身の物件に対する理解が深まることで、自信を持って売却活動に臨めるようになります。ここでは、その4つの具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。
3-1.急な質問や値下げ交渉に、根拠を持って対応できる
内覧時に買主や相手方の不動産会社から建物の状態について質問をされても、報告書をもとに回答できます。また、根拠のない値下げ交渉もされにくくなり、適正価格での売却が実現しやすくなるのは大きなメリットです。
3-2.売却がスムーズに進みやすくなる
中古住宅の購入希望者が最も不安に思うのは、「目に見えない欠陥がないか」という点です。事前にインスペクションを済ませておくことで、その不安が解消され、他の物件との差別化が図れます。結果として、売却期間の短縮にも繋がるのです。
3-3.売却後のトラブルを防げる
売却後に、契約書に書かれていなかった重大な欠陥(例えば、雨漏りやシロアリ被害)が見つかった場合、売主は買主から修理費用などを請求される**「契約不適合責任」**を負います。
事前にインスペクションを行い、家の状態を正確に把握・告知しておくことで、この「売った後のトラブル」を限りなくゼロに近づけることができます。数万円の診断費用で、将来の数百万円にもなりかねないリスクを回避できる保険になります。
3-4.自信を持って売却活動に臨める
「この家に何か問題はないだろうか…」という売主自身の不安も解消されます。
家の長所も短所もすべて把握した上で、買主からの質問にも堂々と答えることができ、自信を持って売却活動を進めることができます。
4.ホームインスペクションで後悔しないための3つの注意点
ホームインスペクションをすることによって得られるのはメリットばかりではありません。後悔しないために、知っておくべき注意点もしっかりお伝えします。

4-1.予期していない欠陥が見つかる可能性がある
ホームインスペクションをすることによって、欠陥が見つかる可能性は0ではありません。もし欠陥が見つかった場合は、下記のような対処をするのがオススメです。
補修してから売る: 軽微な不具合であれば、先に補修して資産価値を高めてから売却する。
告知して売る: 補修費用が大きい場合は、欠陥があることを買主に正直に伝えた上で、その分価格を下げて売却する。
一時的に費用が掛かりますが、後々のトラブルを回避できたと考えると良いでしょう。大切なのは、欠陥を隠さず正直に対応することです。
4-2.診断費用そのものが負担になる
これは避けられないデメリットです。しかし、前述の通り、売却後のトラブル回避やスムーズな売却に繋がることを考えれば、必要経費と割り切ることも大切です。売却で得られる利益の中から支払う「先行投資」と捉えると良いかもしれません。
4-3.業者選びに失敗する可能性がある
診断の精度は、依頼するインスペクター(調査をする人)の腕にかかっています。専門知識がしっかりあって、経験豊富な方でないと、ホームインスペクションをしても欠陥を見逃してしまう可能性もあります。そうならないためにも、次の章で解説する「業者選びのポイント」を参考にしてみてください。
5.失敗しない住宅診断業者選びのポイント
5-1.建築士の資格を持っているか?
ホームインスペクションに必須の国家資格はありませんが、「一級建築士」や「木造建築士」などの国家資格保有者であれば、建物の構造に関する深い知識を持っているため信頼性が高いと言えます。
5-2.中立な第三者の立場か?(リフォーム会社と癒着していないか)
診断後に高額なリフォーム工事をしきりに勧めてくるような業者は要注意です。診断そのものよりも、工事の受注が目的になっている可能性があります。あくまで診断を専門とする、中立的な立場の業者を選びましょう。
5-3.診断実績は豊富か?
新築と中古では、見るべきポイントが全く異なります。会社のウェブサイトなどで、依頼したい物件種別に応じた、インスペクションの実績が豊富かどうかを確認してください。
5-4.「相見積もり」を必ず行う
1社だけで決めず、必ず2〜3社から見積もりを取りましょう。費用だけでなく、電話対応の丁寧さや診断内容の詳細さを比較検討することで、最も信頼できるパートナーを見つけることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ホームインスペクション(住宅診断)の基礎や調査項目、重要な理由、業者の選び方について詳しく解説してきました。それでは、本記事でご紹介した内容をおさらいします。
■ホームインスペクション(住宅診断)とは?
・ホームインスペクションは「住宅の健康診断」
・専門家が客観的な立場で住宅の劣化状況や欠陥の有無を診断する
・調査項目には雨漏り、外壁、内装、天井裏、柱・梁などが含まれる
■ホームインスペクションの費用相場
・一戸建て:50,000円 ~ 70,000円
・マンション:40,000円 ~ 60,000円
・一般的にマンションの方が安い傾向にある
■売却前にホームインスペクションを行う4つのメリット
・急な質問や値下げ交渉に、根拠を持って対応できる
・売却がスムーズに進みやすくなる
・売却後のトラブルを防げる
・自信を持って売却活動に臨める
■ホームインスペクションで後悔しないための3つの注意点
・予期していない欠陥が見つかる可能性がある
・診断費用そのものが負担になる
・業者選びに失敗する可能性がある
■失敗しない住宅診断業者選びのポイント
・建築士の資格を持っているか?
・中立な第三者の立場か?(リフォーム会社と癒着していないか)
・診断実績は豊富か?
・「相見積もり」を必ず行う
ホームインスペクションをすることで、住宅の売却もスムーズに、そして安心して取引ができるようになります。数万円の出費は決して安いものではありませんが、売却後にトラブルが発生した場合と比較すると良い投資と言えるのではないでしょうか。
費用のかかることだからこそ、一人で無理に決断する必要はありません。ME不動産神奈川では、豊富な経験と丁寧なサポートを通じて、お客様の理想の暮らしを実現するお手伝いをしています。住宅に関するお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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